1月1日、能登半島を襲った大地震。
こども食堂は近年、地域の防災機能を果たすことができるのではと期待されることが多くなってきました。でもそんな期待以前に、日ごろこども食堂に関わっている人なら、現地に飛んで行って食堂をしたい!!と思わなかった人はいないと思います。こども食堂運営者にとって、被災地の現状はとても無関心でいられるものではありません。
そんな中、長門でこども食堂を運営している荻さんが、同じ宗派のお仲間を頼って現地に行く準備をしていると知り、つないでいただきました。発災直後から現地でお弁当を配付している(一社)えんまんの八幡真衣さん。たいへんお忙しい中、お話を伺うことができました。
被災地でのお話は、被害の大きさと同時に、人のつながりの温かさや強さを感じられるものでした。
講師が話されていた「平素からこども食堂にできる備え」をご紹介します。
(1)備蓄をしておく
3日あったら助けが来ます。3日分を乗り切れる最低限の水と食品を備蓄しておくとよいと思います。
(2)トイレ大事
トイレが気兼ねなく使えることは衛生的にも精神的にもとても大事だと強調されていました。災害用の簡易トイレ、こども食堂で持っておいてもいいかもしれませんね。
(3)名簿を作っておこう
気になる家庭の安否確認や、支援情報をすぐに届けるために、連絡先を確認しておきましょう。
講師謝金は応援の気持ちを込めて、こちらへ送らせていただきました。
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