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周防大島の交流会に参加しました

  • 執筆者の写真: 山口県こども食堂 支援センター
    山口県こども食堂 支援センター
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

6月3日、周防大島のみなさんの集まりにおじゃましてきました。周防大島は、最近5つ目のこども食堂の登録があったところで、この日はそのうち4カ所の方々が集まりました。目的の一つは、島根県益田市の持続可能な地域社会総合研究所のスタッフさんによる聞き取り。この地域持続総研さんとは、昨年からこども食堂の価値の見える化事業に取り組んでいます。そこの藤山所長と今年度の予定について話し合っていて、やはり山口県と言えば周防大島に行かないわけにはいかないだろうという話になりました。それは周防大島でのこども食堂の活動が刮目すべき広がりを見せていることと、民俗学の巨人宮本常一さんの故郷でもあるからです。この日は、こども食堂を始めた動機をみなさんに伺いました。「大島にこども食堂がなかったばっかりに、県下一斉フードパントリーができなかったことが悔しくて」「コロナで近所付き合いがなくなって、お隣の方が亡くなっているのに半年気づかなかった。これじゃいかん、と思って。」「東京から来て、こどもたちと仲良くなりたくて。」どのお話にも、誰かが何とかしてくれるのを待つのではなく、自分たちで何とかしようという島の人たちのエネルギーがにじみ出ていました。会場になったのは、石鍋亭という民宿で、ここでもこども食堂が行われています。羽釜で炊いたご飯や鯛汁はじんわりかつしっかりとおいしい、島の味でした。

ここでの調査、また秋には藤山所長の講演会、今後も周防大島での仕事は続きます。


 
 
 

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